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中2の頃にひっかかったエロサイトの詐欺手法

 社会に出れば色々な事で閉塞感がある。なんでもできる気がした学生の頃と比べて、なにもできない気しかしない。だからついつい昔のことを思い返しては、あの頃は良かった・・・などと思ってしまうのである。しかし、僕には黒歴史が満載なために、あの頃は良かった・・・と思っていたら思い出の中に黒歴史が散漫しているために、たびたび「うわああああぁぁぁぁ!!!」と呻いてしまうのである。 

  そんな中でも、今の僕のわけのわからない人生になる布石になった(と思う)、中2の頃にひっかかったエロサイトの振り込め詐欺の手順について書いていこうと思う。 

 当時はもうエロにしか興味がなかった。当時は自分のパソコンを持っていなかったので、エロいサイトを見ようとするなら携帯のウェブ機能を使ってインターネットをするしかなかった。しかもパケット代は今のように定額ではなかったから、見れば見るほどパケット代は膨らんでいく。一度パケット代が20000円を超えたときは親にド叱られた。いや、二度だった。二度ド叱られた。

 その時も女性の下部について興味はあったが、「グロい」という感想しかなかったために、見るのはもっぱらおっぱいだった。おっぱい画像ばかり見てた。そうやって新しいおっぱいを探索していくうちに、女性が一人で自分を慰めている声を聞けるというサイトを発見した。しかも視聴は無料で、電話代だけかかる仕組みと書いてあり、これはもうとんでもない優良サイトだと思って歓喜した。

 事前に登録するものもなく、本当に電話代だけなんだ!と思いながら電話をかけてみた。すると女性の声が聞こえてきた。



 女性「イ゛ヤ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛!!!!!!!」



 激しく暴行されているような音声だった。どんな激しい自慰行為なんだ、そんなので慰められるのか、と少し思ったが、あまりにもこういううめき声が聞こえくるものだからつい心配してしまった。まぁ僕の下部は反応してたけど。

  「なんだこれ…」と思いながら通話を切り、何事もなく過ごしていたのだが、とある休日の早朝に、寝ている最中にもかかわらず見知らぬ番号から電話がかかってきた。僕はもう少し寝たかったので電話を無視していたのだが、何度も何度もかけ直してくるので電話に出る事にした。 


 業者「もしもし!?みたさんの携帯だよね!?(怒)」

 ぼく「はい、そうですけど――」

 業者「前に"○○"っていうサイト利用したよね!?(怒)」

 ぼく「はい、利用しましt――」

 業者「利用料金まだ支払ってもらってないんだけどいい加減払えや!あぁん!?(怒)」

 ぼく「おいくらなんですk――」

 業者「100,000円!」

 ぼく「えぇ!?そんな大金ないです……」

  業者「はぁ!?規約※に書いてたんだから守れや!!(怒)」

  ※当時のエロ系の詐欺サイトは「利用規約に書いてあるから守れ」といった類の商法がとても流行っていた  

 ぼく「すいません…」

 業者「なんや、ぼく学生なんか?(半ギレ)」

 ぼく「はい」

 業者「子供はこんなん利用したらあかんで、わかったか!?(半ギレ)」

 ぼく「わかりました…」

 業者「"もう利用しません"って言い。」

 ぼく「もう利用しません」

 業者「もう二度とやるなよ」 ガチャン ツーツーツー


  3時間ほど戦慄しっぱなしだった。眠気もすっかり覚め、一気に性欲を失い、その日はエロサイトに足を踏み入れることはなかった。それからはおとなしくそういった詐欺サイトを利用しないようになり、おっぱいの画像を眺める日々を過ごしつつ、パケット代がどんどん膨らみ親にド叱られる生活が続いたのだった。それからまたエロサイトのワンクリック詐欺に引っかかって使用料100000円を支払うようにメールの長文で親にお願いしたのはまた別のお話