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魅惑の太陽書店

 直接的なエロ描写は全然ないけど場所が場所なので18禁にしました。

 その場所とは、タイトルにある通り、「太陽書店」という名前のお店。外観は大きな一階建てで、全体が真っ白な壁をしている。その店の入口付近に、「DVD 本」とだけ書かれている。僕はこの「DVD」に惹かれてお店の駐車場にバイクを停めた。

 そして店に入ろうとしたとき、貼られていたポスター。可愛らしいお姉さんがおっぱい丸出しで笑顔で写っていた。

 あ。ここ、アダルトショップだ(・_・;)

 DVDも、AVの方のDVDだ(・_・;)

 でも客はほとんどいないし、店も大きいし何か面白そうだなと思って入ってみた。ちなみにアダルトショップに入るのは初めて。何が置いてあるのかすごい楽しみだった。

 店に入ると、目の前には漫画が入った本棚が置いてあり、左側には18歳未満立入禁止と書かれた黒いのれんがあって、そののれんの奥にAVが置いてあるのが見える。でも――

 それはひとまず置いといて。

 漫画コーナーがやたら小さいのである。

 本棚は二つだけ。二つだけて。少なすぎる。それに店員の姿も見えないし、客もいないし、それでいてカウンターもない。どこに持っていけば本が買えるの…?カウンターすら無いってどういうこと…?

 わけのわからない状況に戸惑いながらも、とりあえず何か面白い漫画があれば買おうかなと思って本棚を軽~く見回す。そこで気づく。品揃えがあまりにもひどいことに。

 フォト フォト
 フォト フォト
 フォト フォト

 小さくて見づらいと思うけど、やたらめったら遊戯王ばかり置いてある。なぜ遊戯王…?あと蒸気探偵団。なぜ蒸気探偵団…?遊戯王はまだなんとか理解できるけど、なぜ蒸気探偵団…?にしても、この二つのタイトルの漫画だけで、この店にある漫画の50%は占めているほど…。品揃えが悪いってレベルじゃねーぞヽ(-Д-;)ノ

 さて、これで漫画のコーナーは終わり。あとは本命のアダルトコーナー。入ったことがないので未知の空間。楽しみだなあと思いつつのれんをくぐる。

 店員「いらっしゃいませー

 ここでようやく店員を発見。そしてようやくいらっしゃいませーとの声が。カウンターもしっかりあった。のれんの先が店の入口だったのか…(´ε`;)

 アダルトショップとはいえ、AVは見たことあるし、やらしい漫画もやらしい雑誌もアダルトグッズも分からなくはないが、アダルトグッズを見るのは楽しいのでそのコーナーに向かう。

 特に目を引いたものはなかったけど、アニメキャラクターが書かれたアダルトグッズがやたら多かった。特にオナホール。アニメキャラクターに挿れてるつもりで使うのかなあ。あと、ディルドでもそういうアニメ商品があった。といっても特定の男キャラのモノを再現したものではなく、「進撃の巨チン」というとてつもない巨根ディルドだった。男の平均の長さの2倍はあるんじゃないのかと思うほどでかかった。誰が使うんだろう…誰か使える人がいるのかな…。よりによって巨人の巨チンをモデルにするとは思わなかった。

 で、このアダルトショップ「太陽書店」。アダルトショップなだけにガサツなところが結構ある。漫画コーナーがあまりにも手抜きだったけど、アダルトコーナーも手抜きではないがガサツなところが結構見られた。

 AVコーナーは綺麗に会社別やフェチ、女優などでジャンル分けされているんだけど、その中に「ランキング」コーナーがあって、そのランキングに「1位」「2位」などが一切書かれておらず、ただ「ランキング」と書かれた場所にAVがズラリと並んでるだけ。何が1位なのか何が2位なのか分からない。そして何のランキングなのかも分からない。もうちょっとちゃんとしようよ…。

 あと、店の壁上部に貼られたAV女優のポスター。きれいな女優がたくさん並んでいて、どの女優さんもすごく魅力的だった。でも、その中で一枚だけかわいそうな女優が。

 
フォト
 
 か ど 。

 角であろうとお構いなしにポスターを貼るのはガサツだし何より女優さんと所属会社に失礼じゃないですかね…。でもこれはこれで買ってあげたくなるし注目度がすごく高くなるのは間違いないので宣伝には良いかもしれない。

 そのあと、店内をぐるりと一周してみようと思って壁側を歩きながら棚に並べられたAVを眺める。そうしていくうち、ポツンとアダルトグッズが売ってあるところに行き着いた。へぇー、こんなところにもアダルトグッズがあるんだなー、どんな商品なんだろう、と思って手を伸ばそうとした時。

 
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 誰か覗いてるぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーー!!!!Σ(゚∀゚ノ)ノ

 ちょ、ちょっとこわいこわいこわい!!こんなところに女店員さんが?と思ったが、それは鏡に反射して映った女優さんの姿だった。可愛いけど、こういう形で映り込むと結構怖い…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 そうやって面白いもの探しをしていた時、福袋があるのを発見。3000円のもの、5000円のもの、8000円のものがあった。アダルトグッズの福袋ってどんなものが入っているのかがすごく気になった。まぁ入っているのはAVだったりオナホールだったりローションだったりなんだろうけど、アングラ感が半端じゃない福袋がやけに魅力的に感じて、思わず3000円の福袋を買ってしまった。ちなみにその福袋、中が透けて見えるのでそこそこ福袋の中身がわかる。だめじゃん。でも買ってしまった。

 たまたま立ち寄ってみただけで特に期待はしてなかったが、思っていたよりもずっと楽しかった。アダルトグッズというより、面白い商品がたくさんある面白い店だなという感想。清々しい表情で店を出た。その時――

 女子中学生が、僕のほうを見た。

 それも2回。

 その後、彼女は頭を下げ、うつむきながら歩いて行った。




 ダメな大人でごめんよ……(´Д⊂ヽ

 でもしゅんごい楽しかったです!!ヽ(^q^)/