FEヒーローズ、聖貨の使い道ってなんだろうね?色々と考察してみる

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 FEヒーローズに追加された"聖貨"というアイテム。しかしまだ使い道が明かされていません。見るからに重要そうではありますし、今貯めさせているというのも深い意味がありそうに感じます。そこで、聖貨は何に使うのか?色々と予想を立ててみたいと思います。

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"いにしえの儀式"が重要なキーワードになりそう

予想1.個体値を変えるアイテム

 ユーザーの声として一番多い、個体値を変えるために必要なアイテムなんじゃないか?というもの。制作側は個体値を変えるようなことは考えてなかったそうですが、要望が多いため考え中とのことだそう。聖貨でそれが実現する可能性はありそうですが、個人的には英雄の翼を使用して変える事になるのではと思っています。

予想2.クラスチェンジ用のアイテム

 FEといえばクラスチェンジ!ということで、FEヒーローズも同様にクラスチェンジシステムが導入されるのではというもの。とはいえ、すでにクラスチェンジが済んだあとの格好をしているキャラが多数いる事もあるので、もしあるとしても、キャラの属性を変えられるとか、能力値を落としたり増やして騎馬や飛行に出来たり、という事かも?でもそれはさすがにやりすぎな気もするので、あるとするならば、キャラ属性の変更だったり、違う属性の武器を1つ持てるとかそういう事ではないでしょうか。

予想3.スキルを買うためのアイテム

 ○○の謀策や、遠距離・近距離防御、切り返し3、はたまたキルソード鍛+といったレア装備、レアスキルが増えてきたこともあり、どうしてもスキルが手に入りやすいものばかりになってきました。色々なスキルを使って遊んでもらいたい開発側の意向はあるでしょうし、個人的には結構あるんじゃないかなと思っています。でもそれだったらすぐに導入できるでしょ、と思わなくもないですが。

予想4.昔のガチャをするためのオーブのようなもの

 「いにしえの儀式」の意味が「過去の召喚ガチャ」であるならば意味が通じますし、あり得なくないなと思います。春や夏に行われた期間限定の特別仕様のキャラのガチャをまた引きたい人もいるでしょうし、それ用のアイテムの可能性は十分あると思われます。もしくはVer2.0に上がったくらいのタイミングでガチャを一新して、それまで(つまり今現在)のキャラを引きたいという人向けのアイテムだったりとか…。聖貨1枚がオーブ1つだと多すぎますし妄想が膨らみすぎかなという気もします。

予想5.アイテムを買うためのアイテム

 スタミナ回復薬、対戦権の剣、光の加護、オーブ。これらはニンテンドーポイントで交換することができました。現在はそれが尽きてしまった人や、たまに配布されるニンテンドーポイントをうまく活用してアイテムを集めている人もいるかと思います。それでも光の加護は貴重ですし、オーブをもっと欲しいという方もいれば、スタミナ回復薬がまるで足りず課金してしまう人もいるのではないでしょうか。そういう人向けのアイテムであれば上級者も初心者も楽しく使えるかなと思いますが、意外性がなくガッカリなユーザーは多そうです。

 

 以上5つほど挙げてみました。他にも色々予想されている方はいるかと思いますが、聖貨システムは楽しい機能であることを祈ります。FEヒーローズはまだ改善点もありますし、楽しいイベントもあればしんどいイベントもあります。開発側はかなりユーザーフレンドリーにやってくれていると思うので、これからもどんどん良いゲームになっていくと信じてプレイしていきたいところです。

ドラマ「光のお父さん」観たよ

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 FINAL FANTASY IVを題材にテレビドラマ化した「光のお父さん」。元は一般の方のblogで連載していたSS日記だそうで、原作を少し見た限りでは、話の大本は同じでありつつテレビドラマ向けにエンディングや登場人物や展開を変え、日常パートを追加したという感じでした。

sumimarudan.blog7.fc2.com

 ドラマの主人公役は千葉雄大さん。シュッとした中性的なイケメン俳優で、演技としてはコメディ寄り。ドラマの作りとしても感動的なシーンが多く印象深いが基本的にはコメディ要素が強く、演技に違和感はありませんでした。

 ドラマの脇もしっかり固まっていて、お父さん役が大杉漣さんだったり、主人公の会社の同僚OLが馬場ふみかさんだったり、ちゃんと要素を押さえてしっかりしたドラマ作りをしたいという心構えが配役から垣間見えました。

 FINAL FANTASY IVが題材ではありますが、あまり知らなくても十分楽しめると思います。むしろFINAL FANTASY IV目当てに見ると少し肩透かしを食らう面があるかもしれません。このドラマの本筋は、あくまでゲームは脇であり、家族愛がテーマです。間口は一見狭く感じますけど、人を選ばないドラマ作りになっています。

 ドラマは1話25分程度で、最終回も8話までと短く、観るハードルはきわめて低いです。それでも最初から最後まで結構丁寧に作ってあり、話のテンポもちょうどよく、25分が短くも長くも感じず、ちょうどいい感じで、空き時間に少し観る程度で十分に楽しめるかと思います。

 最後まで観ても後悔なく素直に観れたので満足ではあるんですが、やはり25分で全8話とあって内容は少し薄いかなと感じました。原作のSSのほうが内容がありますし、ゲームのほうに興味があるなら原作のほうを読むといいかと思います。テレビドラマ版はゲームパートよりも主人公の会社の話だったり父親にまつわる話だったり、ゲーム画面が出てくるのは25分のうち3分くらいではないでしょうか。その分、ゲームパートを集中して観れたりと、ウルトラマンが怪獣と戦うシーンみたく、むしろ短いくらいが良いんだとも思いますが。

 このドラマのターゲットは、親子関係がうまくいっていない方、会社で悩んでいる方などなど、基本的には日常生活がうまくいっていない人向けだと思います。素直に今を楽しめている人にはあまり共感しないかもしれません。今はNetflixで配信されているので、加入されている方で興味あれば観てみてはいかがでしょうか?そこそこオススメです!

「つよきす」ファンは「辻堂さんの純愛ロード」をプレイすべきか?

 ツンデレゲーの金字塔「つよきす」の原作・シナリオを担当したタカヒロさん、「つよきす3学期」のシナリオを担当したさかき傘さんがタッグを組んで制作された「辻堂さんの純愛ロード」。キャラや舞台設定のみタカヒロさんが考え、シナリオはさかき傘さんが担当しています。

 僕はつよきす3学期」の面白さが異常だと思うのでそれに次ぐくらいのものなら良いなと思って購入しましたが、「つよきす」や「つよきす3学期」のようにラブコメのコメディ要素がものすごく強いものではなく、明るく楽しい雰囲気のあるラブコメで、「つよきすNEXT」に近い印象でした。

 攻略可能キャラは、メインヒロインである辻堂愛、片瀬恋奈、腰越マキの3人。全員が物語の舞台である湘南の3大ヤンキーに位置しており、性格も三者三様で、物語も三者三様でうまく分かれていました。辻堂愛は純愛でバカップルな感じで、片瀬恋奈ツンデレキャラで周りのサブキャラも巻き込んだストーリー重視の展開があり、腰越マキはエロ重視。あとおまけ要素として主人公の姉・冴子も攻略でき、これはシスコンブラコンの甘々な話タカヒロの代表作である「つよきす」や「姉しよ」のファンをこちらに呼び込みつつ新しい事への挑戦を――という目論見があったのかなぁなんて考えてしまう攻略キャラのラインナップに感じました。

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左から順に片瀬恋奈、辻堂愛、腰越マキ

 一キャラずつ感想を言いたいところではあるんですが、辻堂愛と腰越マキと冴子はあまり印象に残りませんでした。片瀬恋奈は個人的にシナリオがかなり良くて引き込まれました。前半は片瀬恋奈と同じ組の人たちとの和気藹々な話で、笑うというより癒されたんですけども、後半にはシリアスな展開になり、これからどうなるんだろうとドキドキしながらじっくりテキストを追って読んでしまいました。「つよきすNEXT」の龍鳴祭ルートや「つよきすFESTIVAL」の霧夜勝気ルートまではいきませんが、それに劣らないくらい楽しかったです。

 プレイ時間はオートで流したり起動するだけで何もしなかったりでしたが、色々なところで見るプレイ時間の中央値である40時間の倍以上はプレイしていた気がします。それだけ楽しかったというより、ただただ長かった。印象としてはまずそれが一番です。ゲームを遊ぶというより、寝る前にお風呂に入るみたいに習慣としてオートプレイしてたような感じでした。

 というわけで、「つよきす」ファンはこのゲームを無理して買う必要はないと思います。さかき傘さんの雰囲気はモロに出てるので「つよきすNEXT」みたいな楽しい雰囲気のラブコメが好きならやっていいかもしれません。でも満足度でいうと「つよきすNEXT」のほうが圧倒的に良かったです。改めてつよきすシリーズって本当に偉大だなあと感じるゲームでした。